お線香やお香のおはなし
7月〜8月はお盆の時期です。
帰省した際にお墓やお仏壇にお線香をお供えする機会がある方も多いと思います。
一般的にお線香はタブノキの樹皮を主原料として様々な香料を混ぜて作られています。
タブノキに有毒成分はないのですが問題は香料です。
猫にとっては気になる香りもあるらしくイタズラする子も多いです。
この香料の中には猫に有害な成分を含んでいる物もあり誤食しないように注意が必要です。
特にラベンダーやセンダン(栴檀)シキミなどが入っているものは家に持ち込まない方が安心です。
お線香やお香を直接口にしなくても火をつけた時の煙にベンゼンという有害物質が含まれています。
(ベンゼンはタバコの煙にも含まれている物質です)
猫だけでなく喘息を持っているお子さんがいるお家は気をつけてください。
お部屋の中でお線香を使うときは十分に換気をして短時間の使用にしましょう。
1本のお線香を短く折って使うのもおすすめです。
また香りを目的としたお香は猫のいる部屋には使わない方が安心です。
虫取り用のお線香も同様です。